2014年2月に記録的な大雪による東京急行電鉄東横線の元住吉(TY-12)で発生した衝突事故で当時下りホームに停車中だった元住吉検車区所属の横浜高速鉄道Y500系Y516Fが2017年10月中旬頃に搬出されたことが分かりました。この編成も残念ながら解体処分になるものと思われます。
▲事故当時は元住吉の下り2番ホームに停車していた横浜高速鉄道Y500系Y516Fもついに廃車解体処分に・・・。これで元住吉での衝突事故当該となった5000・5050系0番台5155FとY500系Y516Fはすべて解体処分となり、8両2編成を失う残念な結果に・・・。
▲廃車解体処分となった5155Fの代替で一部の仕様を変更して導入された5177F。しかしながらY500系Y516Fの代替編成は導入される気配がない。
この編成は事故当時の『各停』表示のままで搬出されたようです。東横線・みなとみらい線内基準で渋谷(TY-01, F-16)寄り先頭車のクハY516に5155Fのクハ5855が衝突した以外はほぼ無傷のように思われました。同編成は総合車両製作所横浜事業所に入場していましたが、残念ながら解体処分が決まったようで、元住吉駅構内での衝突事故による当該編成はすべて廃車となってしまいました。5155Fの代替編成として5177Fが導入されていますが、一方ではY516Fの代替編成がないため、5000・5050系4000番台の一部編成または東京地下鉄和光検車区所属の10000系10101F~10105Fのいずれかを8両編成に変更したりと様々な措置がとられるものと考えられます。5155Fに続いてY516Fが帰らぬ旅に出てしまったことは非常に残念に思います。