2017年10月11日

小田急電鉄3000形3665F(日本車両製造7次車)が営業運転に電撃復帰

2017年10月11日の平日B12運用(6504レ6699レ)より、大野総合車両所を出場した小田急電鉄3000形3665F(日本車両製造7次車)が営業運転に電撃復帰しています。前面帯・側面帯はともに以前お伝えした通りで、ロイヤルブルーからインペリアルブルーに変更されています。
▲3000形では現在の3095F(落成当時の3279F)以来となる10両固定編成化工事が行われる予定だった3665Fが帯の色を変えて営業運転に復帰した。

同編成は9月7日の平日B24運用(6004レ6417レ)で営業運転を離脱して大野総合車両所にそのまま入場し、入場前に巻いていたロイヤルブルー帯が撤去されて構内88番に留置されていました(そのあとインペリアルブルー帯への変更を確認)。しかし3665Fの入場から3日経った9月10日に発生したボクシングジムの火災で当時は土曜休日B12運用(6502レ~、火災発生当時は6606レ)に充当されていた3651F(日本車両製造3次車)の7号車デハ3601の上り方の屋根に延焼し、営業運転を離脱して喜多見検車区に留置されていることを受けて、8両固定編成のさらなる車両不足を懸念したことから、3665Fの10両固定編成化工事を急遽取りやめ、前面帯・側面帯を変更したのみで10日に3665Fを大野総合車両所から出場させて海老名検車区へ臨時回送し、本日11日の平日B12運用から営業運転復帰となったものとみられます。3000形では現在の3095F(元3279F)以来となる10両固定編成化工事(3665F→新3081F)が施工される予定でしたが、3651Fの長期運用離脱で急遽取りやめとなったことから、3665Fから改造予定の3081Fの中間車のサハ3381+デハ3431は引き続き海老名検車区で留置となっています。

ちなみに3665Fはこのままいくと相武台前(OH30)の構内留置線に入庫となるため、翌12日の運用は順当であれば平日B13運用6514レ6695レ)、そうでなければ平日B14運用6500レ6415レ7795レ)、平日B23運用6803レ6523レ6634レ6125レ)、平日B33運用6400レ6401レ6410レ6411レ6420レ6427レ)、平日B34運用6506レ6409レ6416レ6691レ)になるものと予想されます。10両固定編成化工事が行われる前のインペリアルブルー帯の3665Fは撮影する価値が大いにあります。私も見れるといいなぁ。