2017年10月13日ころより、小田急電鉄3000形3659F(川崎重工業5次車)が大野総合車両所に入場しています。現在では大野総合車両所構内の88番に留置されています。
▲本来行われるはずだった3665Fの10両固定編成化工事が延期となったため、3659Fの『小田急TV』対応化工事が優先される形となった。
これは3665F(日本車両製造7次車)の10両固定編成化工事が延期となったために3659Fの車内LCD旅客案内表示器の2画面化(『小田急TV』対応化)工事を先に施工するためと思われます。同編成は12日の平日B35運用(6512レ~6684レ)で喜多見検車区に入庫し、13日の早朝に喜多見検車区から大野総合車両所まで臨時回送されていました。前回の3658F(川崎重工業5次車)ではロイヤルブルー帯を保持したまま出場しましたので、今回の3659Fでも貴重なロイヤルブルーを保持したまま出場するものとみられます。8両固定編成への『小田急TV』対応化工事は3659Fで6編成目となり、同形式全体では11編成目(6両固定編成が5編成、8両固定編成が6編成)となります。
【3000形の『小田急TV』対応化編成 ※2017年10月現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F・3658F・3659F
6次車(日本車両製造):3662F・3663F
7次車(日本車両製造):3664F・3665F
※青色はロイヤルブルー帯からインペリアルブルー帯に変更された編成
※水色は現在のところ対応改造工事のために入場中の編成
※3000形で最初に施工されたのは6両固定編成の3267F。8両固定編成では3663Fが初めて。