2025年12月23日

【まさかの展開?】東日本旅客鉄道幕張車両センターにE131系電車の3両固定編成追加導入の可能性は…?

2025年12月中旬から、東日本旅客鉄道千葉支社管内の千葉(JO-28,JB-39)と我孫子(JJ-08)でホームドア設置準備に向けたマーキング(FD基準帯)が実施されていますが、その中にE131系を示す『E131』と両数の『3両』『6両』の文字が確認されており、今後のE131系電車の追加導入の可能性があると噂になっています。幕張車両センター所属のE131系は0番台・80番台の2両固定編成(12編成)が在籍しますが、3両固定編成は0番台・80番台には存在しません。
▲中央本線でも試運転を実施したことがある幕張車両センターのE131系0番台(写真は都マリR06編成)。純粋な0番台が10編成、線路設備モニタリング装置を搭載する80番台が2編成の12編成が存在しており、内房線木更津以南、外房線上総一ノ宮以南、鹿島線で運用されている。
▲常磐線の直流電車区間(品川(JT-03)~上野(JJ-01)~取手(JJ-10)間)と成田線我孫子~成田(JO-35)間で運用されている松戸車両センター所属のE231系0番台。日中時間帯は1時間2本の運転であるが、1本は常磐線直通(10両)、1本は成田線内完結(5両)となっている

千葉は内房線・外房線・成田線・総武本線(快速線・緩行線を含む)が分岐する主要駅で、通常は特急形電車を除いてE231系0番台・500番台(都ミツ)、E235系1000番台(都クラ)のほかに209系2000番台・2100番台(都マリ)が乗り入れており、E131系0番台・80番台が走行するのは幕張車両センター入出庫が絡む回送のみであり、2両固定編成を基本に、4両・6両でも運用が可能となっています(現行では最大4両)。E131系0番台・80番台は2両固定編成3編成繋げて6両編成とすることは可能ですが、『3両』の表記も見られることから、同系列600番台・680番台をベースにした3両固定編成を追加する可能性が出てきています。3両固定編成であれば2編成で6両を組むことが可能です(実際に600番台・680番台で存在する)。E131系の3両固定編成を導入する仮定で話を進めますが、E131系3両固定編成は単独ないし2編成連結で内房線君津以北、外房線上総一ノ宮以北、成田線我孫子~成田間に投入することを想定しており、0番台・80番台の要素を継承しつつ、600番台と同じ組成(1.5M1.5T構造)とすることが考えられます。その場合ロングシートオンリーになるのか、ロングシートとセミクロスシートを組み合わせたものになるのかは予想できませんね。いずれは3両固定編成を多く導入してこれらの路線でもワンマン運転を導入することを見据えている可能性があります。