2025年12月20日、西武鉄道7000系として譲渡された元東急電鉄9000系9005Fの4両が小手指車両基地から武蔵丘車両検修場に入場するため自走回送されました。この編成だけは譲渡前に東急テクノシステムで改造工事を受けているため、市松模様へのデザイン変更など残りの改造工事を受けるものと思われます。
▲西武鉄道武蔵丘車両検修場に入場した元東急電鉄9000系9005F。列車番号表示器の部分が埋められており、その痕跡があるようだ。これまでの譲渡編成とは異なるので、武蔵丘車両検修場での改造工事は最小限にとどまりそうか。
元9000系9005Fは譲渡対象外のデハ9405を除く4両に改造工事を施工され、列車番号表示器部分の穴埋めが行われたほか、スカートの形状が変更されています。外観上は大井町線時代のままとなっていますので、武蔵丘車両検修場にて市松模様デザインへの変更など最終形態に向けての改造工事が行われるものと思われます。ワンマン運転導入を見据えて車体側面部の安全確認カメラが設置されていますので、残りの工事で最終形態に近づけていくものと思われます。