2025年12月19日

【緩行線はワンマン運転導入】東武鉄道が2026年3月14日実施のダイヤ改正の概要を発表

2025年12月12日、東武鉄道が2026年3月14日(平日は16日)に実施するダイヤ改正の概要を発表しました。メインは伊勢崎線系統となります。
▲伊勢崎線系統では500系“Revaty”を使用する特急列車の両数増加や運転区間の延長、増発が実施される。春日部(TS-27,TD-10)始発の特急1本が日光線南栗橋(TN-03)始発に変更される。
▲春日部を9時台・10時台に発車する急行・区間急行を増発し(急行は東京地下鉄半蔵門線直通のみで、準急からの格上げを含む)、都心方面への利便性向上が図られるが、急行通過駅にも配慮して普通列車・区間準急も設定される。
▲館林(TI-10)~伊勢崎(TI-25)間では朝ラッシュ時間帯の館林発太田(TI-18)行き普通列車1本を伊勢崎まで延長し、太田~伊勢崎間を増発するが、8000系3両固定編成から10000系2両固定編成(写真では手前2両)での運転に変更となるので注意だ。
▲北千住(TS-09,H-22)~北越谷(TS-22)間の東京地下鉄日比谷線直通列車ではワンマン運転が導入される。ただし有料座席指定列車の『THライナー』は対象外となる。

【有料特急列車】
伊勢崎線有料特急列車では下り1109レ1027レ(『きぬ』の増発を含む)・1049レ、上り1008レ(日光線南栗橋発の『リバティけごん』に変更)・1124レ1046レ(『きぬ』の増発を含む)が3両単独から6両に増強されるほか、500系では初めての『リバティきぬ』『リバティけごん』併結列車が1往復分登場します。また春日部始発で設定されている1008レは日光線南栗橋始発に変更し、6両の『リバティけごん』に変更します。なお同列車は東武日光(TN-25)発の初電車の発車時刻を1分繰り上げ、南栗橋で接続させることで、都心方面の利便性が向上します。また1027レ1046レは6両に増強すると同時に、『リバティきぬ』を増発します。この2列車が貴重な『きぬ』・『けごん』併結列車となります。

【一般種別列車】
一般種別列車では春日部を9時台・10時台に発車する急行・区間急行を増発し、一部では準急から格上げとなるため、急行通過駅にも配慮して普通列車・区間準急の設定があります。時差通勤される方にはぴったりな増発といえそうです。また朝ラッシュ時間帯に401Eレが太田行きとなっていますが、これを伊勢崎行きに変更し、太田~伊勢崎間を増発しますが、8000系3両から10000系2両に変更されます。また同区間では利用状況に応じて10000系2両固定編成で運転される列車が増えます。また新桐生(TI-55)ではICの簡易改札機が設置されている改札口が設置されている上りの1番ホームに列車交換をしない下り列車を入線させるように変更し、階段を用いずに改札口に移動することができるようになります。伊勢崎線北千住~北越谷間では日比谷線直通列車でワンマン運転を導入します。ただし有料座席指定列車の『THライナー』は引き続き車掌乗務となります。