2023年7月9日、小田急電鉄海老名検車区38番構内留置線に1000形1066F(4両固定編成・111運用出庫相当)を留置して『小田急の電車写真撮影会 1000形就役35周年記念撮影会』が開催されました。
▲就役35周年記念の1000形の撮影会、同形式で先陣を切ってリニューアルされた箱根登山鉄道専任の1066Fが使用された。ヘッドマークは3種類が掲出されたほか、種別行先表示器に通常では見られない表示が掲出され、参加者を楽しませた。
▲就役35周年のオリジナルヘッドマーク。現役運転士のデザインで、3種類の1000形のデザインがあるほか、非リニューアル車時代に実際に使用されていた運転台のブレーキハンドルのデザインも確認できる。
▲就役35周年記念のオリジナルヘッドマーク以外に掲出されたヘッドマーク。2003年から2018年3月まで存在した多摩急行の登場記念ヘッドマークは1000形が千代田線に直通していた時代を思い起こす方も多いのではないだろうか。
展示車両の1000形1066Fはリニューアル更新工事前は東京地下鉄千代田線直通列車にも使用されていたことがあり(箱根登山鉄道専任編成はすべて過去に東京地下鉄千代田線直通列車に使用されたことがある)、複数の行先表示(例…小田原(OH47)・片瀬江ノ島(OE16))のほか、千代田線の行先表示も入っていましたが、後継の4000形の登場で初代5000形を置き換えた(すなわち地下鉄直通運用から撤退した)ことや、リニューアル更新工事の施工によって千代田線の行先が消去されたため、千代田線の行先表示は叶いませんでした(その代わり行先表示器に『団 体 専 用』を掲出した)。就役35周年記念ヘッドマークは現役運転士によるデザインで、参加記念品としてそのヘッドマークと同じデザインのグッズが手渡されました。