2023年7月20日、京浜急行電鉄新1000形1307編成(6両固定編成)が19日の人身事故の影響による車両不足を補うため、神奈川新町(KK-34)始発の570H列車(平日49行路)のうち、神奈川新町~京急久里浜(KK-67)間を代走しました。
▲先日の人身事故の影響から早朝の特急運用を代走した新1000形1307編成。ただし終着の三崎口(KK-72)まで運転せず、おそらくは京急久里浜で600形607編成(8両固定編成)と入れ替わったものと思われる。
京浜急行電鉄新1000形6両固定編成の運用では本線・逗子線のエアポート急行・普通が中心となり、特急・快特(ウィング号を含む)での運用はありません。しかしながら人身事故などでダイヤが乱れると、東京都交通局浅草線などに直通している600形・新1000形・1500形(いずれも8両固定編成)が自社線に戻れない場合があり、そこで車両不足が発生する可能性があります。前日の人身事故は終電間際に発生しているため、車両不足は避けられなかったものとみられます。なお6両固定編成での特急運用代走はこの1307編成だけでなく、制御装置が東芝製のPMSMモーターIGBT素子となっている1367編成も5月に経験しているようです。