2023年7月3日

【久々の抜擢】小田急電鉄8000形8066F(4両固定編成)、久しぶりのクヤ31形の電源供給車に充当

2023年7月1日と2日に、小田急電鉄クヤ31形(“TECNO-INSPECTOR”)と電源供給車の8000形8066F(4両固定編成)による定期検測運転が実施され、1日は小田原線、2日は江ノ島線・多摩線を検測しました。今回のクヤ31形のパンタグラフの状況から架線検測はありませんでした。
クヤ31形の電源供給車に久しぶりに充当された8000形8066F。これまでの電源供給車には8000形8065Fが充当されてきたので、8066Fの電源供給車充当は久しぶりのことだ。

クヤ31形の電源供給車を担当した8000形8066Fは定期検測運転前日の6月30日に喜多見検車区へ単独回送されており、8066Fの電源供給車充当が久しぶりに実現した形となっています。これは8065F8265Fと組んで営業運転に充当されていたこともあり、これまで単独で予備留置になっていた8065Fが営業運転に少しでも長く入るようになったので、8066Fにも電源供給車としての役割が期待されます。それでも8000形は車体の老朽化による廃車除籍が進んでおり、特に数を減らしている4両固定編成のうち8065F8066Fがクヤ31形連結対応になっているということで、今後どのような処遇をたどるのでしょうか。