2023年7月27日、川崎車両株式会社兵庫工場で製造された京浜急行電鉄新1000形の6両固定編成となる1501編成が総合車両製作所横浜事業所へ向けて甲種輸送されています。
▲新1000形の22次車となる6両固定編成が川崎車両株式会社を新製出場。同形式の6両固定編成で初めてハイフンが入った編成番号となり、『1501編成』となった。この編成番号は1500形の4両固定編成のトップナンバーが名乗っていた番号で、早くも2代目となっている。
新1000形21次車の6両固定編成はなんと1501編成となりました。6両固定編成では両端2両ずつが電動車、中間2両が付随車であることを考えると、浦賀(KK-64)・三崎口(KK-72)寄りからデハ1501-1+サハ1501-2+デハ1501-3+デハ1501-4+サハ1501-5+デハ1501-6の組成になるものと思われます。なお6両固定編成では他編成と連結しないため電気連結器を持たないほか、6両固定編成で初めてのハイフン入りの車両番号となりました。両先頭車両の前面部の貫通扉には『501-1』『501-6』と書かれています。前面部は19次車まで(15次車の4両固定編成を除く)と同じ貫通扉の配置ですが、側面部には乗務員扉と旅客用扉の間に小窓がついているほか、種別行先案内表示器が大きめであることから、側面部は20次車・21次車“Le Ciel(ル・シエル)”と同じ仕様と思われます。また乗務員扉を開閉するドアハンドルの数が1つから2つに増えており、京浜急行電鉄の車両では初めてのこととなります。車内には新製当初から防犯カメラがついており、22次車に分類されるものとみられます。なおもう1編成登場することになっていますが、こちらは事故廃車となった1137編成の代替となる8両固定編成となっており、8両固定編成もこの仕様になるものと思われます。