2023年7月4日

【検査出場時は未変更】相模鉄道8000系8712F、種別行先案内表示器と前照灯の更新工事施工へ

2023年7月1日に土曜休日58運用(2002レ3033レ)に充当された相模鉄道8000系8712Fが同月3日に運用を離れ、かしわ台車両センターに入場しました。改造工事の施工で種別行先案内表示器の更新、前照灯の位置変更、車内自動放送の設置を行うものと思われます。
▲8000系8712Fがついに種別行先案内表示器と前照灯の更新工事に入った。4月の検査出場の際には種別行先案内表示器と前照灯はそのままであった。残る原型を保つ編成は前面部に初代塗装を復刻した8713Fのみとなっている。
▲最後まで原型で残る8000系8713F。ミステリートレイン充当時から前面部のみ初代塗装が復刻され、クハ8713はブランドロゴマークが省略されるなどロゴマーク登場前に近いスタイルが再現されている。また7月からは前面部の車番も2代目塗装への塗装変更前のフォントに変更されている。

8000系8712Fでは種別行先案内表示器が英語非対応の3色LED式のため、今回の前照灯位置変更と種別行先案内表示器・列車番号表示器の更新により、英語対応のフルカラーLED式に更新されるようです。これで残る原型車両は8713Fのみとなります。初代塗装を前面部のみに復刻した同編成は8月下旬まで運転される予定ですので、早めの記録をとりましょう。なお8713Fでは初代塗装の車番のフォントがオリジナルとなっていましたが、登場当時に近い車番表記に変更され、7月2日の土曜休日57運用(2038レ2083レ)から運用されています。