2023年7月24日、東急電鉄目黒線向けで元住吉検車区所属の3020系3123F(8両固定編成)が新横浜線経由で相模鉄道本線かしわ台車両センターに自走回送され、新横浜(SH-01,SO-52)から初めて相模鉄道(現時点でいずみ野線を除く)に入線しました。
▲相模鉄道と東急電鉄が双方の新横浜線で繋がって約4ヶ月が経ち、ようやく3020系が相模鉄道に初入線を果たす。最初に直通対応車両となった3123Fがかしわ台車両センターで訓練のため貸し出された。新デザインの“SDGsトレイン”となっている3122Fを含めた全3編成が直通対応となれば、3000系や5000・5080系との共通運用が可能になる。
3020系が相模鉄道に入線するのは初めてのことで、かしわ台車両センターに貸出され、今後の運用範囲となる本線といずみ野線の全線での試運転が予想されています。なお目黒線向けの車両にも相模鉄道本線の横浜(SO-01)に向かう運用があるため(一部は相模鉄道で快速列車や特急列車となる運用もある)、同系列の横浜入線にも期待が高まります。なお25日には相模鉄道で初めて試運転を行いました。現在の“SDGsトレイン”となっている3122Fや、トップナンバーの3121Fにも相模鉄道直通対応工事の施工が予想されます。3020系と同じ目黒線や新横浜線(日吉(MG-13,SH-03)~新横浜間)を走行する東京地下鉄9000系も8両固定編成が登場しますので、車両動向に注意が必要です。