2023年4月22日の撮影会終了後に休車となり、5月8日に廃車除籍処分となった小田急電鉄8000形8060F(4両固定編成・2012年度リニューアル車)のうち、クハ8060・デハ8010が18日に車体を分割されて北館林荷扱所に陸送されました。
▲8000形4両固定編成で5編成目の廃車除籍処分となった8060Fのクハ8060とデハ8010が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立った。なお4月22日に海老名検車区で同編成を38番構内留置線に留置して撮影会を実施していたが、クハ8160側からの撮影が中心だった。
これまで8000形は8054F・8055F・8056F・8060F・8062F・8251F・8255F・8259F・8264Fの9編成44両が廃車除籍処分となり、5月13日に大野総合車両所で撮影会を行った8052Fも廃車除籍処分になるものとみられます。この8060Fのリニューアルは2012年度の施工で、その際に車内LED照明が本格採用され、8062Fとともに東芝ライテック製が採用されました。2012年度にリニューアル更新工事を受けた3編成(8055F・8060F・8062F)がすべて廃車除籍処分となりました。なお8060Fでは海老名検車区で撮影会が行われ、引退に華を添える形となりました。これで残る8000形は6両12編成(72両)と4両11編成(44両)の合計23編成116両となりました。
【8000形の在籍状況】※2023年5月18日現在 全体…23編成116両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…10編成(40両) ※8052Fはのちに廃車除籍処分となる見込み
8051F・8053F・8057F・8058F・8059F・8061F・8063F・8064F・8065F・8066F
休車中… 1編成( 4両)
8052F
廃車済… 5編成(20両)
8054F・8055F・8056F・8060F・8062F
《6両固定編成》
運用中…12編成(72両)
8252F・8253F・8254F・8256F・8258F・8259F・8260F・8261F・8262F・8263F・8265F・8266F
休車中… 0編成( 0両)
廃車済… 4編成(24両)
8251F・8255F・8259F・8264F