2023年5月2日

【運用復帰も試練が】東日本旅客鉄道E231系800番台で初の制御装置更新車、営業運転に復帰

2023年5月1日、東日本旅客鉄道三鷹車両センター所属のE231系800番台で初めて制御装置更新工事を施工された八ミツK3編成(クハE231-803以下10両)が営業運転に復帰しました。
▲制御装置更新車となったE231系800番台八ミツK3編成が運用復帰を果たしたが、いきなり試練が訪れた。同編成に何らかの不具合が生じたのか、三鷹(JB-01)~津田沼(JB-33)間を東京地下鉄東西線経由で1往復しただけで、八ミツK5編成と車両交換となってしまった。

運用復帰初日は平日09K運用で、三鷹~津田沼間を東京地下鉄東西線経由の快速列車で1往復しましたが、何らかの不具合があったためなのか、制御装置未更新車の八ミツK5編成と車両交換となってしまいました。E231系のなかでは800番台全編成が最後まで制御装置未更新を貫いていましたので、E231系0番台・500番台・800番台が就役当初から搭載していたVVVFインバータ装置が消滅することが予想されます(これは相模鉄道10000系も同様)。ただし東京都交通局10-300形のうち、8両固定編成から10両固定編成に増強された編成が残っており、それらの編成についてはまだ制御装置未更新となっています。

また同系列800番台が就役20周年を記念して、八ミツK7編成が就役20周年ヘッドマークを掲出して運転しています。クハE231-807とクハE230-807でヘッドマークのデザインが異なっているようです。