2020年3月4日、小田急電鉄ロマンスカー『GSE』70000形70051Fが大野総合車両所で検査を通して出場し、試運転を実施しました。このとき連結器カバーが外されていたため連結器を出したまま走行しました。
▲登場から約3年になるロマンスカー『GSE』70000形70051F。同形式の営業運転開始前の2年前の試運転を本厚木(OH34)で捉えたときの1枚が懐かしく思える。今回初の検査ということで出場時は連結器を出すという珍しい光景も見られた。
同形式に掲出されているブルーリボン受賞記念の装飾は存置されています。この編成は6日の『モーニングウェイ92号』(0992レ…平日N31運用)から営業運転に復帰しています。この形式は2018年まで活躍したロマンスカー『LSE』7000形の後継車種として7両2編成が製造されましたが、トップナンバーの出場は2017年ですので、もうじき早3年ということになります。箱根登山鉄道の箱根湯本(OH51)~強羅(OH57)の長期運休の影響や強羅からのケーブルカーの運転再開が待たれる中、箱根観光を牽引するロマンスカー『GSE』70000形のさらなる活躍に一層期待がかかります。ただ今度のダイヤ改正では土曜休日の『スーパーはこね』の運用のほとんどを座席定員の最も多い『EXE/EXEα』に譲ることとなっています。ダイヤ改正後の『スーパーはこね』は同形式の運用では平日下り2本、土曜休日下り1本ということになりますので、公開されている運用表を参考にしたほうがいいでしょう。