2020年3月7日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2020.03.07 念願の5000形試運転~

2020年3月7日は小田急電鉄小田原線を撮影。まずは用事の都合から藤沢(OE13)にて。
3000形3276F。5170レ(土曜休日A41運用)。いつの間にか1000形1063Fとのコンビを解消していた3000形3276F。一方の1000形1063Fは5日から下り方に1064Fを連結してブツ8として運用されており、この日は土曜休日B22運用で確認できました。
4000形4055F。3532レ(土曜休日E12運用)。これに乗って移動します。
1000形1251F。5167レ(土曜休日A14運用)。今回は行きませんでしたが、片瀬江ノ島(OE16)で2月28日からより竜宮城らしくなった新駅舎の供用が始まりました。いつか機会を作って見に行きたいと思っています。
3000形3270F。5169レ(土曜休日A40運用)。これの撮影をもって藤沢を離れます。
1000形1066F+3000形3277F。2722レ(土曜休日E45運用)。4000形4055Fに乗車し新百合ヶ丘(OH23)で下車。江ノ島線は定期区間外ですが、小田原線内は定期区間内なので心配はありません。もうじき切れるので更新しなければ…。

そして12時15分あたりのことです。
5000形5051F。ついに2代目5000形の実車を間近で見ることができました。海老名検車区や大野総合車両所などで留置されている姿は何度も見かけましたが、走行シーンは自身初の撮影です。3番ホームに進入してきました。
ちょうど並んだ1000形1053F+3000形3251Fの3529レ(土曜休日E13運用)とのツーショット。1000形はリニューアル更新工事が進行中ですが、2020年度はどの編成が対象になるのか気になります。
5000形の最大の特徴のひとつともいえる前照灯。連結器上部にある細長いLEDが夜中でも5000形だとすぐに分かるくらいですから、注目したいところですね。帯は太いほうがインペリアルブルー、細いほうがアズールブルーとなっています。
5051Fは10両編成に対応する8番構内留置線に引き上げていきました。これは新百合ヶ丘での夜間留置などに使用されるので、試運転で慣らす意味合いもあるのでしょう。
5000形5051Fに目が向けられるなか、現役車両との並びも収めました。まずは8000形8053F+8253Fの6585レ(土曜休日E32運用)との並び。
今度はロマンスカー『EXEα』30000形30054F+30254Fの0115レ(土曜休日N41N61運用)との並び。
3000形3093F。3009レ(土曜休日E39運用)。これを収めて1番・2番ホームへ移動。
5051Fの動き出しを待って出発の瞬間をキャッチ。側面部のフルカラーLED表示器は3000形の川崎重工業兵庫工場製造の2次車以降と同様に大きめですが、前面部がなぜか意外と小さく見える…。
側面部のフルカラーLED表示器を収めて一度改札を出て昼食タイムを取ります。
5051Fは新百合ヶ丘の3番ホームを発着(その間は4番ホームに同駅折り返しの多摩線列車が使用)、8番構内留置線で折り返すスタイルを繰り返しています。
再び3番ホームへ移動すると、5000形5051Fが戻ってきました。
まずは特徴的な前照灯。これならだれしもが5000形と識別できますね。また前照灯の左側上部にブランドロゴマークと車番を配置。
スカート部分は丸みを帯びた形状になりました。
小田急電鉄のブランドロゴマークはホームドア設置を考慮して戸袋部分に配置。側面部はほとんどの形式で白色のものですが、5000形では青色となりました。
車外スピーカーの形状は川崎重工業兵庫工場で製造された西武鉄道40000系と同じです。
車番は車体側面部の貫通路付近に配置されました。フォントが独特ですね。
優先席ステッカーはマタニティマークとヘルプマークが最初から一体化されたものとなっています。このほかに5000形では以下の仕様が確認されています。
  • 運転台はグラスコックピット仕様
  • 車内LCD旅客案内表示器は17インチワイド2画面配置
  • 1両あたり4台(千鳥配置)の車内防犯カメラ(ロマンスカーでは『EXEα』30000形や『GSE』70000形に設置されているが通勤形では初めての設置)
  • 袖仕切り板の形状変更
  • 貫通路連結部分の貫通扉変更
  • 各車両の車端部に車椅子兼ベビーカースペースを設置
  • 一般座席は橙色を採用
3000形3091F。3015レ(土曜休日E15運用)。3000形10両固定編成の登場からいよいよ10年になりますが、3091Fの種車である元3280Fが懐かしい…。
そして8000形8055F+3000形3260Fの3537レ(土曜休日E21運用)の進入のタイミングと同時に5000形5051Fが動き出し、3番ホームに再度入線。この形式は通常の『試運転』だけではなく『実車訓練中』という表示も入っているから面白いですね。
9号車のデハ5001に搭載されている三菱電機製のSiC素子VVVFインバータ制御装置。音的には1000形リニューアル車と同じです。

このあとすぐに発車していったので新百合ヶ丘を離れます。新百合ヶ丘は大学時代に運用を観察していたので、その時代が懐かしいですね。
1000形1094F。2709レ(土曜休日E46運用)。2019年度のリニューアル対象編成。2020年度の施工対象編成が気になります。
私は4000形4060Fの3017レ(土曜休日E64運用)で伊勢原(OH36)まで戻ってきました。
4000形4055F。1028レ(土曜休日E12運用)。移動に使った編成に再び出会いました。

撮影は以上です。3月21日・22日・25日に実施される5000形の試乗会ですが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止が決定しました。3月30日の大野総合車両所親子見学会も中止になっているので、5000形のデビューが少し寂しくなりそうです…。