2020年3月26日、昨年の台風19号の上陸による豪雨災害で現在でも運転を見合わせている箱根登山鉄道の箱根湯本(OH51)~強羅(OH57)間ですが、沿線の人々の理解・協力による復旧工事施工時間の可能な限りの延長ができたことと降雪や凍結といった冬季特有の支障が無かったため、本来11月に目指す運転再開時期を前倒しすることとなりました。
▲写真は箱根登山鉄道3000形“ALLEGRA(アレグラ・クモハ3001)”。強羅~早雲山(OH62)間のケーブルカーの更新工事が終了し運転を開始したあとの朗報だ。箱根登山鉄道のメインの区間の復旧工事が進捗し、運転再開に向けて一歩前進した。
現在運転を見合わせている区間は箱根湯本~強羅間のみで、箱根登山鉄道バスによる代行運転となっています。鋭意復旧工事の進捗のなかで沿線の方々の理解や協力により工事施工時間をできるだけ確保したこと、そして冬場に降雪があったり線路が凍結するなどの特有の支障がなかったことにより、本来の11月の予定から4か月前倒しされ、7月下旬に運転を再開する予定であることを発表しました。ちなみにケーブルカー区間の強羅~早雲山間は更新工事が完了し、新型車両による運転を再開したばかりですので、あと約4か月の辛抱ではありますが、箱根登山鉄道が完全復活するのを待ちましょう。