▲10両固定編成の1094Fに続いてリニューアル更新工事と重要部検査を同時に受けた1000形4両固定編成のラストナンバーである1069F。同形式の4両固定編成リニューアル車もしくは3000形3次車以降の編成と組んで運用復帰するものとみられる。
▲2019年度リニューアル更新工事の対象となった1000形1094F。製造当初からの10両固定編成でリニューアルされずに残っているのは1092Fのみである。また同形式の6両固定編成の単独でリニューアル更新工事を受けている編成は今のところない。
前回の1094Fは製造当初からの10両固定編成であるため車掌スイッチの間接制御化や6号車サハ1294と7号車サハ1194の車椅子兼ベビーカースペースの追加設置などが行われましたが、今回の1069Fは4両固定編成であり、同じくリニューアル車の4両固定編成および3000形3次車以降との併結を考慮して2018年度にリニューアル更新工事が施工された1067Fと同じ内容になっているものと思われます。また2代目5000形で製造当初から設置している車内防犯カメラの1069Fへの設置の有無が個人的には気になります。
2020年度の鉄道事業計画での車両面が気になりますが、まずは5000形の製造増備と1000形のリニューアル更新工事は確実ですね。1000形では8両固定編成の1081Fや10両固定編成で最後の未更新である1092F、あとは4両固定編成でいえば1062F・1065F・1068F(レーティッシュカラーの1058F・1059F・1060F・1061Fを除く)、6両固定編成でいえば1251F・1253F・1254F・1255Fがリニューアルされずに残っていますが(ワイドドア車の1751F・1752F・1753F・1754F・1755F・1756Fを除く)、6両固定編成の場合は元1256Fが1095Fの下り方6両、元1252Fが1096Fの下り方6両となっている経緯があるほか、リニューアル更新工事を受けずに検査出場している編成もいることから予想が難しいところです。