2018年1月10日から12日にかけて、西武鉄道40000系40104F(小手指車両基地所属)が新宿線の東村山(SS-21, SK-05)~本川越(SS-29)間で試運転を実施しました。同系列が新宿線に入線するのは40101Fによる性能確認試運転以来となりますが、最新編成の40104Fが新宿線に入線するのは今回が初めてのことです。
▲新宿線の航空公園(SS-23)に進入する40000系40104Fの試運転列車。同編成の車内の座席がクロスシートとなっていたため、有料座席指定列車『拝島ライナー』に向けた試験か。
▲東村山5番ホームに進入する40000系40104F。同駅でホームと反対側の旅客用扉の開閉試験や半自動ドアスイッチの試験が行われていた。
新宿線内の試運転に使用された40000系40104Fでは車内の座席が頻繁に変更され、10日撮影時の上りではクロスシートの下り方向、11日撮影時にはクロスシートの上り方向となり、12日撮影時にはロングシートであったため、今春から同系列を使用し運転を開始する予定の有料座席指定列車『拝島ライナー』に備えたものと思われます。40000系が新宿線・拝島線で営業運転を行う時期はいつになるのか楽しみです。40000系を新宿線で慣らすために『拝島ライナー』運転開始以前から新宿線で営業運転を行う可能性もあり得そうです。