2017年9月5日、小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7003Fが大野総合車両所で重要部検査を通して出場し、小田原線相模大野(OH28)~小田原(OH47)間で試運転を実施しました。
▲最古参のロマンスカー『LSE』の7003Fにとって現役最後の重要部検査出場となった。
同形式は2018年3月のダイヤ改正から運用を開始する新型ロマンスカーの70000形の登場により7003F・7004Fの動向が注目されています。現役で最後となる重要部検査を通した7003Fは先頭車のデハ7003およびデハ7803の連結器を出した状態で試運転を行ったようです。同編成が重要部検査で入場中のあいだは7004Fが平日N31運用・土曜休日N31運用にほぼ固定された状態で充当されていました(土曜休日N32運用はロマンスカー『MSE』60000形で代走)。なお同編成の側面部の3号車・4号車・8号車・9号車に掲出されていた『SE(初代3000形)就役60周年』ロゴマークは掲出期間を過ぎていることからすでに撤去されています。
最古参のロマンスカー『LSE』7000形が2編成とも検査を通したものの、現役引退まで約6ヶ月です。最新型ロマンスカーの登場が楽しみではありますが、現役最古参のロマンスカーも早めに記録しておきたいものですね。個人的なわがままではありますが、1両でも保存してくれることを望んでいます。