2017年9月21日

東日本旅客鉄道武蔵野線仕様のE231系0番台が登場

2017年9月19日、東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB22編成の7両と元八ミツB5編成のうちの中間車1両から成る8両が秋田総合車両センターを出場し、新たな所属先となる京葉車両センター(千ケヨ)まで配給輸送されました。
▲新天地となる武蔵野線の帯を巻き、京葉車両センターに配置されるE231系0番台クハE231-22以下8両(元八ミツB22編成7両と元八ミツB5編成の中間車1両)の編成。

この編成は武蔵野線内基準で西船橋(JM-10)・東京(JE-01)寄りからクハE231-22+モハE231-43+モハE230-43+サハE231-14+サハE231-64+モハE231-44+モハE230-44+クハE230-22となっており、このうちサハE231-14は元八ミツB5編成に組み込まれていた車両です。編成番号は新たに『MU2』と書かれた番号札がかけられ、『千ケヨMU2編成』となりました。制御装置は三菱電機製のIGBT素子のままですが、機器更新工事が施工されているほか、サハE231-64には置き換え対象となる205系0番台・5000番台に代わって線路設備モニタリング装置が設置されています。秋田総合車両センターの一般公開時には先頭車の前面部は白色に塗装された状態でしたが、出場時までには再び銀色に戻っており、排除器(スカート)の形状とともに209系500番台とは区別ができます。内装はほとんどそのままで旅客用扉には警戒色の黄色のテープが貼付されているほか、205系・209系およびE233系5000番台と同じウサギのステッカーが追加されているようです。武蔵野線内および乗り入れ先の京葉線内で初めての自動放送が聞けるのでしょうか(E233系5000番台を除く)。