2017年9月11日、東日本旅客鉄道E231系500番台八ミツA520編成(クハE231-520以下10両)が所属先の三鷹車両センターから東京総合車両センターに回送されました。検査のためと思われます。
▲中央・総武線に転用された最初のE231系500番台がこの八ミツA520編成。このときは制御装置が更新されていなかったことから今回の検査入場で機器更新工事が施工されるのだろうか。
▲東京総合車両センター一般公開にてイベントで展示されていたE231系500番台八ミツA510編成(元東トウ510編成)。この編成は機器更新工事を受けた状態で出場している。
この編成は山手線から中央・総武線に転用された最初の編成で八ミツA540編成とともに制御装置の更新工事は行われていませんでした。このため今回の入場で機器更新工事が施工されるものと思われます。私は機器更新前の状態で録音したことがありましたので、機器更新されるとちょっと面白味に欠けてしまいそうです。なお中央・総武線に転用されたE231系500番台は八ミツA520編成・八ミツA540編成を除き機器更新工事を受けた状態で出場しています。
▲『東京駅開業100周年』ラッピング車で『赤レンガ色』となっていたE231系500番台東トウ514編成が長く走り慣れた山手線を離れ、新天地の中央・総武線へ。
E231系500番台の転用工事も着々と進んでいます。9月13日には東トウ514編成が転用改造工事のために入場し、10号車サハE231-4614を除く10両が中央・総武線に転属するものと思われます。この編成は2014年12月に『東京駅開業100周年』のラッピング車両となり、車番がすべて旧字体で表記されていたほか、塗装が『赤レンガ色』となっていました。中央・総武線への転用の際には制御装置の更新工事が施工されるものと思われます。