2017年9月17日

台風接近に負けず京王電鉄5000系試乗会の撮影へ

9月17日は京王電鉄5000系試乗会の撮影のため台風接近に負けず外出。

まず先に断っておくと、撮影はそう簡単にはいきませんでした。実は今回の5000系による試乗会のルートは鉄道ファンが殺到することを警戒して(混乱防止のため)か、公表されていませんでした。そのためまずは撮影場所をどこにするか悩みました。

途中のつつじヶ丘(KO-14)で3番ホーム発車標に『回送』の文字を見つけたので、上り方面に行くかと思って千歳烏山(KO-12)に先回りしたものの、まさかのつつじヶ丘で折り返しという残念な結果に。ということは5000系試乗会列車は若葉台検車区出庫→若葉台(KO-39)→調布(KO-18)→つつじヶ丘→調布・・・ということで急いで下り方面へ移動。8000系8705F(『大本山スタンプラリー』ヘッドマーク車)に乗っていると、高幡不動(KO-29)で5000系5731Fが多摩動物公園(KO-47)に向かったのを目撃し、その折り返しを待つことに。

そして・・・

5000系5731F。試乗会の役目を終えた5731Fが『試運転』表示で2番ホームに戻って来ました。今回の試乗会ルートは若葉台→調布→つつじヶ丘→調布→高幡不動→多摩動物公園になったものと思われます。

10号車の車番である『クハ5731』。この5731Fは自社の京王電鉄本線・相模原線だけでなく東京都交通局新宿線でも試運転を行っていたので、9000系と同じく新宿線にも乗り入れ可能ですね。

運転台にはなんと前方記録カメラと思われる装置が確認できます。車内の座席、フルカラーLED式の種別行先案内表示器、車内LCD旅客案内表示器などは撮影できず、試乗会を終えた5731Fは高幡不動検車区に入庫していきました。

床下機器を眺めていた時に目についたのは5号車に搭載されている京王ワインレッドに塗装された車上蓄電池システム。停電時や故障時における駅間停車でも自力走行ができるようになっています。

高幡不動到着まで表示されていた『試運転』表示なしで入換となりました。これで序盤の大苦戦はしたものの、なんとか無事に2代目5000系の撮影ができたところで帰宅しました。