2017年9月21日

小田急電鉄小田原線愛甲石田(OH35)のホームドアは9月24日から稼働開始

2017年9月上旬ころに小田急電鉄小田原線の愛甲石田(OH35)2番ホーム下り方3両分(10両編成の1号車から3号車に該当する部分)に設置された『昇降バー式ホーム柵』ですが、9月24日の初電の6802レ(土曜休日E19運用、相模大野[OH28]から1202レ)より稼働を開始すると発表しました。
▲愛甲石田に設置された『昇降バー式ホーム柵』。これは相模鉄道いずみ野線弥生台(SO-33)で試験していたものと類似しており、メーカーはもちろん『株式会社高見沢サイバネティックス』である。
▲2番ホームの上り方には昇降バー式ホーム柵の設置に伴い、停止位置を示す柵が設置されているほか(写真左下)、ホームドア表示灯が設置されている(写真右上)。

24日の初電は秦野(OH39)05:03発の6802レ(相模大野[OH28]から1202レ:土曜休日E19運用)となっています。なお現行ダイヤにおいて同駅には6両編成(一部のみ)・8両編成(一部のみ)・10両編成の3タイプが停車しますが、6両編成はホームの前寄りに停車し、ホームドアがかからないために、ホームドアの試験は8両編成では1号車の1両分、10両編成では1号車から3号車の3両分で実施されるものと思われます。この実証実験は来年2018年3月までを予定しており、同駅での試験結果をもとに今後のホームドア導入計画に影響を与えるかどうか注目されます。昇降バー式ホーム柵が設置されている愛甲石田では旅客用扉の開閉に多少の時間がかかる場合がありますのでご注意ください(ちなみに私にとっては高校の最寄駅でしたので懐かしいです)。