2016年12月5日

東武鉄道新型特急車両500系"Revaty" (リバティ)が甲種輸送される

2016年12月2日から4日にかけて、川崎重工業兵庫工場を新製出場した東武鉄道の新型特急車両500系"Revaty"(リバティ)の甲種輸送が行われました。

▲従来の300系を置き換えると思われる500系"Revaty"(リバティ)がついに川崎重工業兵庫工場を出場した。今回出場したのは3両3編成分である。写真は100系の『きぬ』であるが、その『きぬ』にも500系が充当となる。その際には『リバティ』を付した列車名となりそう。

今回出場した編成は501-1+501-2+501-3から成り立つ501F、502-1+502-2+502-3から成り立つ502F、503-1+503-2+503-3から成り立つ503Fの3編成(合計9両)です。500-1と500-3の両先頭車は電動車でシングルアームパンタグラフと東芝製IGBT素子VVVFインバータ装置(PMSM)が搭載されています。中間の500-2は車椅子対応の車両で付随車となっているようです。なお501Fは12月2日、502Fと503Fは12月3日にそれぞれ出場して輸送され、神戸貨物ターミナルにて3編成が連結された状態で輸送されたようです。

この500系による特急列車はすべて頭に『リバティ』という愛称が付与され、『リバティけごん』・『リバティきぬ』・『リバティ会津』・『リバティりょうもう』などという列車名となります(ただし野田線[アーバンパークライン]直通列車や浅草[TS-01]~春日部[TS-27]の列車は『アーバンパークライナー』および『スカイツリーライナー』となる)。分割併合は列車によって異なるそうで、春日部のほか東武動物公園(TS-30)や下今市(TN-23)で行われるようです。