▲【イメージ】従来の4000形の運転台(写真は2012年度増備車4065Fのもの)で『TIOS』のみ液晶画面となっている。このときの速度計などは従来のアナログ式のままであった。これは4065F以前の編成も同様である。
外観上は新製当初から東日本旅客鉄道常磐緩行線への直通対応がなされていることと前照灯が同形式で初めてLED化されている以外は4065Fとほぼ同じ仕様と思われます(ただしフルカラーLED式種別行先案内表示器は新製当初からROM更新されたものとなっている)。ただしその内部では1000形リニューアル車両と同じく運転台がグラスコックピットに変更されている(4000形の運転台がグラスコックピット化されるのは初めてである)ほか、中間車の6号車デハ4316の新宿(OH91)寄り海側と7号車デハ4216の小田原(OH47)寄り山側には車椅子スペース兼ベビーカースペースが新設されています(設置改造を含めると1000形1095F[元1056F+元1256F]が初めてとなる)。同形式の中間車両に車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されるのは初めてのこととなります。前照灯は一時的にLEDタイプの試験を行っていた4058Fの結果を踏まえたうえで4066Fに採用されたものとみられます。私は残念ながら予定の都合上撮影に行けませんでした。
※2016年12月21日情報更新。4066Fに関する最新情報を追加いたしました。