2026年4月18日

【新潟の“死神”全滅】東日本旅客鉄道新潟車両センター所属のEF64形1030号機が秋田総合車両センターに配給輸送される

2026年4月17日、東日本旅客鉄道新潟車両センターの電気機関車EF64形1030号機がDE10形1700号機に牽引され秋田総合車両センターに配給輸送されました。この電気機関車は東日本旅客鉄道に在籍していた最後の電気機関車で、これまで185系・205系・209系・E217系などの廃車車両、E235系0番台・1000番台などの新製配置の配給輸送を担当していました。
▲廃車解体処分の車両(写真はE217系都クラY-11編成)や新製車両の配給輸送を担当していたEF64形1030号機(写真手前の1両)もついに廃車解体処分に。配給輸送の役割は電化区間ではE493系、非電化区間ではGV-E197系に引き継がれた。
▲E233系の機器更新工事施工に伴う配給輸送には事業用電車のE493系(量産先行車の都オク01編成と量産車の都オク02編成)が使用されている。
▲EF64形1030号機・1031号機・1032号機は過去に大手私鉄の車両を牽引したことがある。それが大宮総合車両センターでの東京地下鉄千代田線のホームドアに対応する改造工事施工のための入場で松戸車両センターから輸送された小田急電鉄4000形(写真は4060F)である。

EF64形1030号機・1031号機・1032号機は総合車両製作所新津事業所で落成した電車の配給輸送に必要な双頭連結器を備えていることから、首都圏の新製された電車を配置するための配給輸送列車や、廃車解体業務を担当する長野総合車両センターに廃車車両を送り込むための配給輸送列車にこの3両のほか、EF81形の5両(134号機・136号機・139号機・140号機・141号機)を使用して行われていました。通常は大手私鉄車両を牽引することはないですが、特例として小田急電鉄4000形の松戸車両センターから大宮総合車両センターへの入場・出場に伴う輸送列車を担当したことがあります。車両が1編成あたり2両~4両と短い場合は1両の電気機関車で2編成以上を輸送することもありました。このEF64形1030号機は2025年11月に団体専用列車の『ありがとうEL号』をもって運用を終了し、新潟車両センターに留置されていたものと思われます。これにより東日本旅客鉄道に在籍していたEF64形、電気機関車が消滅しました。