2026年4月21日

【種車はラストナンバーに】西武鉄道新宿線の10000系10112Fが2028年度から新たな観光特急としてリニューアルへ

2026年4月21日、西武鉄道が新宿線特急『小江戸』で運用される10000系で唯一のIGBT素子VVVFインバータ制御である10112Fにリニューアル改造工事を施工し、2028年度から新宿線の新たな観光特急として運用することを発表しました。なお2027年春からは同系列の後継として、40000系8両固定編成をベースの『トキイロ』を導入することを発表しています。
▲特急形車両の10000系で唯一のIGBT素子VVVFインバータ制御となっている10112Fが新宿線の新たな観光特急としてリニューアルされ、2028年度から運転を開始することを発表した。これ以外の編成は『トキイロ』で代替されたあと、廃車除籍処分となる可能性が高い。
▲新宿線の有料着席サービスの刷新で10000系10108F10109F10110F10111Fは廃車除籍処分となる可能性が高くなった。

新型車両となる40000系8両固定編成をベースとする『トキイロ』の投入で10000系『小江戸』が置き換えられますが、新たな観光特急車両として10000系で唯一VVVFインバータ制御車両となっている10112Fを活用することとなり、大河原邦男氏が車両デザイン監修を担当します。座席は一般座席のほか、ソファー席や半個室を加えたものとするほか、新たにバーカウンターを新設して軽食やドリンクの提供も行うとのことです。運転範囲は変わらず西武新宿(SS-01)~本川越(SS-29)を結ぶものになりそうです。車両愛称やサービスの詳細は決まり次第の発表となります。

なお現行の10000系では1号車・7号車にトイレと飲料の自動販売機がある程度で、車椅子対応設備は1号車のみということで、観光特急車両ではどのように改造されるのか、運用離脱時期や入場なども含めて、10112Fの動向が注目されることになります。