2025年7月22日

【営業運転の合間を活用】『小田急通勤車両図鑑 ー2ー 2000形就役30周年記念撮影会』が2056Fを使用して開催される

2025年7月19日、小田急電鉄海老名検車区で『小田急通勤車両図鑑 ー2ー 2000形就役30周年記念撮影会』が開催され、土曜休日B27運用(6208レ6525レ)に充当されていた2000形2056Fが海老名検車区一旦入庫の合間を活用して撮影会に使用されました。
▲就役30周年のオリジナルヘッドマークを掲げ、梅雨明けの夏の青空に検査明けの2000形2056Fが運用の合間を活用して展示された。種別行先案内表示は過去に(定期運用などで)実際に表示されたことがあるものとなった。
▲就役30周年のオリジナルヘッドマークは2000形2059Fを中央に全9編成が並ぶデザインで、就役年月と下り先頭車、上り先頭車の車番が記載されたものとなっている。個人的にはこのデザインを掲出して運転してほしかった。
▲早朝と夜間にしか見られない『各駅停車唐木田(OT07)』を表示した2000形2056F

2000形は1995年3月に就役し、今年で30周年を迎えました。かつては優等種別で運用されたことがあり、区間準急、準急(当時は新宿(OH01)発着が存在した)、急行、快速急行と、多摩急行以外の優等種別列車を経験しました(快速急行は代走の場合のみ)。表示された種別行先はかつて定期運用や代走で表示されたことがあるものとされ、『通勤急行新宿』(かつて存在した運用)、『急行新松田(OH41)』(かつて存在した運用)、『快速急行新宿』(台風による大雨の影響による代走時のみ)、『各駅停車唐木田』(現在では早朝夜間のみ)でした。登場当初は種別行先案内表示器が3色LED式で、帯はロイヤルブルーでしたが、のちフルカラーLED式への更新(全編成で完了)、インペリアルブルーへの変更(1編成を除き完了)、ソフト音の変更(全編成で完了)、袖仕切り板設置改造(全編成で完了)が行われたものの、1両も廃車が発生することなく全編成が現役というのがすごいです。撮影会終了後は順当に土曜休日B27運用で再度出庫し、順当に20日は土曜休日B28運用へと運用されていきました。