▲2020年度早々に注目の動きが出た。幕張車両センターのE257系500番台千マリNB-07編成がはるばる秋田総合車両センターへ。初の『踊り子』の付属編成となる2500番台への改造編成第1号となりそうだ。
▲E257系0番台を改造し2000番台となった宮オオNA-04編成(元0番台長モトM-104編成)。0番台時代にサロハE257形だった車両はサロE257形に改造されている。
今回輸送された千マリNB-07編成は185系0番台付属C編成を置き換えるために登場する予定のE257系2500番台(10号車~14号車)に転用改造するためとみられます。今まで房総特急で使用していた500番台が転用改造を伴う転属はこれが初めてのことと思われます。塗装や制御装置の更新工事だけでなく東海旅客鉄道方面に入線するための機器設置搭載も併せて行いそうですね。転用後は主に『踊り子』の付属編成、10号車~14号車として使用される予定ですが、『踊り子』には伊東(JT-26)・伊豆急下田(IZ-16)方面だけでなく三島(CA-02)・修善寺(IS-13)方面にも行く列車があるので、もしかすると伊豆箱根鉄道駿豆線での乗務員訓練も必要かもしれませんね。
まだ使用開始とはなっていませんが、E257系2000番台の座席上部にはその座席の空席状況を示すランプが設置されているため、2500番台にも設置されそうですね。いずれは185系を完全に置き換えるタイミングで特急『踊り子』も全席座席指定の列車になりそうな予感がします(そのときの湘南ライナーはどうするのか気になりますが…)。