2020年4月18日

【あの踏切事故当該】相模鉄道20000系20101F、踏切事故から復活へ

2019年11月29日の踏切事故の当該編成で休車状態が続いていた相模鉄道20000系20101Fが2020年4月16日に本線で試運転を実施しました。一部の機器が新調されているほか、破損した窓ガラスは修復されています。
▲東日本旅客鉄道埼京線との相互直通運転が開始となる直前に踏切事故に遭い、運用離脱していた20000系20101F。乗り入れ相手のE233系7000番台と営業列車同士でようやく共演となるか。

20000系は踏切事故後に一部区間で開通した新横浜線を経て東急電鉄方面に直通するための車両として製造され、20101Fの1編成のみが在籍しています。運用復帰の際には同系列が初めて通勤急行や通勤特急の運用にも入る可能性がありそうですね。それに備えて女性専用車の設定位置とステッカーの変更(4号車→10号車)と自動放送の更新(駅ナンバリング)が施工されるものとみられます。新型コロナウィルスの影響から外出自粛が呼びかけられているさなかではありますが、今後増備が期待される20000系の運用復帰、楽しみですね。