2019年1月17日、東武鉄道が同年3月16日に実施する東上線のダイヤ改正にて森林公園研修区所属の50000・50090系(『TJライナー』向け転換クロスシート車)を使用して特急料金不要の新種別『川越特急』を池袋(TJ-01)~小川町(TJ-33)間で設定すると発表しました。
▲新設の『川越特急』に使用される50000・50090系。このうち51092Fは『フライング東上』塗装から『池袋・川越アートトレイン』のラッピングに変更され、『川越特急』にも充当される。
新設の『川越特急』は乗車券のみで乗車できる料金不要の無料特急で、停車駅は池袋、朝霞台(TJ-13:東日本旅客鉄道武蔵野線との乗換駅)、川越(TJ-21)、川越市(TJ-22)、坂戸(TJ-26:越生線越生[TJ-47]方面との乗換駅)、東松山(TJ-29)、森林公園(TJ-30)、つきのわ(TJ-31)、武蔵嵐山(TJ-32)、小川町となり、現行の再速達種別である快速急行よりも少なく(快速・急行停車駅の成増[TJ-10]、快速急行停車駅の和光市[TJ-11]なども通過)、種別上では上位にあたります。主にお出かけとなる時間帯に平日は上り3本、下り2本、土曜休日は上り4本、下り2本が運転されます。また自動放送で川越観光に関する案内が流れるほか、一部の川越特急にはコンシェルジュも乗車するようです。
またこれに先立って2月12日から50000・50090系51092Fに『池袋・川越アートトレイン』のラッピングが施されて当面のあいだ『TJライナー』や『川越特急』(3月16日より)を含めて東上線のみを中心に運用されるようです。なお51092Fの『フライング東上』塗装は終了となりますが、それにしても約3年2か月ほど長く続きましたね。