2019年1月2日と3日に東日本旅客鉄道185系200番台宮オオB5編成を使用した特急『はまかいじ』が横浜(JK-12)~八王子(JC-22, JH-32)~松本間で運転されましたが、この列車は冬の臨時列車として設定された最終日の3日で終了しているようです。それ以降の運転予定がないだけに、その特急列車と使用車両の動向が注目されます。
▲横浜と松本を横浜線経由で結ぶ特急『はまかいじ』に充当された185系200番台宮オオB5編成。2019年1月3日の復路をもって臨時列車設定での運転を終えている。横浜線沿線の人々にとっては中央本線方面に1本で移動できる特急列車なだけに、今後どうなってしまうのか。
現在の特急『はまかいじ』はATCを搭載するストライプ塗装の185系200番台宮オオB5編成が専属で充当されており、横浜の京浜東北・根岸線ホームを発着し、東神奈川(JK-13, JH-13)で無線切り替えの運転停車を行います。横浜線内は新横浜(JH-16)、町田(JH-23)、橋本(JH-28)と停車し、八王子を含む中央本線の特急停車駅に停車し、東京(JC-01)・新宿(JC-05)~甲府・竜王発着の『かいじ』と異なり、松本発着で運転されることが特徴です。横浜線沿線にとっては甲府・松本方面に1本で行ける貴重な特急列車なだけに、気になる人は多いことかと思います。私はそれだけではなく使用車両の185系200番台も気になっています。同系列は2018年夏に8両固定編成の宮オオB2編成と6両固定編成の宮オオB3編成、宮オオB4編成が廃車になっており(いずれも200番台)、このうち宮オオB3編成と宮オオB4編成はATCを搭載する編成でした。このために特急『はまかいじ』充当は最後のATC搭載編成である宮オオB5編成のみとなっていました。特急列車の行方と使用車両の動きが注目されます。