2019年1月24日、東京急行電鉄大井町線の8500系8640F(5両編成)が長津田車両工場まで自走回送されました。廃車除籍になるものと思われます。同編成は廃車直前まで午前中のみの平日116運用に充当され、長津田検車区に回送で入庫していました。
▲大井町線の8500系8639Fは廃車除籍となり全車解体処分のために搬出されたが、8640Fも同様の動きとなるのか。個人的には2002Fの両先頭車と中間車1両、2003Fの中間車2両を活用して改番した『9022F』も気になるが・・・。
▲一度は長津田車両工場に入ったものの車両番号が変更されることなく出場した2000系2003F。
同編成の広告ドアステッカーが撤去されているため、今回の回送は解体処分に向けた準備と思われます。これで大井町線の8500系は8638Fと8641Fの5両2編成(10両)となりました。2000系自体は2003Fの5両が現番号で転入したのみで、元2003Fの中間電動車2両と元2002Fの両先頭車・中間電動車1両の3両を活用した車両がなぜか『9022F』とされており、その車両が8500系8640Fの代替になるものと予想されます。田園都市線向けよりも少数派の大井町線向けの8500系の置き換えを先に進めている印象ですね。