2019年1月6日、京王電鉄7000系では唯一の8両固定編成であった7707Fが高幡不動検車区から若葉台検車区まで自走回送されました。同編成の回送は廃車除籍に伴うものと思われます。
▲7000系で最後の8両固定編成であった7707Fが帰らぬ旅へ。これで8両固定編成は消滅し、2両固定編成、4両固定編成、6両固定編成、10両固定編成の4種類となった。
これで7000系で8両固定編成を組む編成はすべて消滅します。同系列は有料座席指定列車『京王ライナー』向けに投入された2代目5000系の運用開始に伴い、7000系(全編成がVVVFインバータ制御)で8両固定編成を組む7706F・7707F・7708F・7709Fに動きが生じ、7706Fは先頭車のクハ7706を残して解体処分され、8000系8709Fが更新工事(10両固定編成化改造される)以前に中間に入っていた先頭車(クハ8809)とともに京王れーるランドに展示されています。7706Fは廃車解体に伴う除籍(クハ7706のみ展示)、7708Fと7709Fは6両固定編成に短縮したうえで各駅停車の運用に入る際には2両固定編成を伴って運用されています。このため8両固定編成で唯一残っていた7707Fの動向が注目されていました。7707Fは廃車回送直前まで運用され、廃車回送後にはすぐに解体作業が開始されているとの情報があるため、解体作業に移行するまでの間が短い展開に驚いています。7707Fは全車両が解体処分となるのでしょうか。