2018年6月2日

小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7003Fの中間車の解体が始まる

2018年6月から、小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7003Fの中間車の解体が開始されました。この編成は2018年3月14日に運用を離脱し、15日早朝に大野総合車両所へ臨時回送され、構内67番留置線で長らく留置が続いていました。
▲ついにロマンスカー『LSE』7000形7003Fの解体作業が始まった。今回は中間車9両が解体処分となるようで、6月2日時点では10号車から8号車が解体線に移されている。

▲大野総合車両所構内の解体線に入った『LSE』7000形7003Fのデハ7103+サハ7053+デハ7203。ここからトラックの陸送で搬出されるものとみられる。この3両は先月まで解体を免れるデハ7003とともに88番留置線で留置されていたので、最初に解体処分のために搬出となるのだろう。

この編成は5月24日早朝から構内89番構内留置線での留置を確認しており、23日終電後から24日始発前までに構内移動を行い、解体搬出の準備に備えていたものと思われます。このときすでに10号車デハ7103の屋根上部のクーラーが撤去済みだったので、今回は同車両を含む中間車3両から解体搬出が始まるものと思われます。公式発表では中間車9両が解体搬出となるので、デハ7103+サハ7053+デハ7203(1回目)、デハ7303+デハ7403+デハ7503(2回目)、デハ7603+サハ7153+デハ7703(3回目)の3両ごとに分けて作業が行われるものとみられます

【解体予定の車両】
デハ7003+デハ7103+サハ7053+デハ7203+デハ7303+デハ7403+デハ7503+デハ7603+サハ7153+デハ7703+デハ7803