2018年6月21日

東日本旅客鉄道E257系0番台長モトM-107編成、長野総合車両センターに転用改造入場か

2018年6月15日に東日本旅客鉄道E257系0番台長モトM-107編成(クハE257-107以下9両)が松本車両センターから長野総合車両センターに回送されました。この系列は現在『あずさ』『かいじ』に使用されていますが、同年7月1日からE353系が投入されるため、動向が注目されます。

▲長野総合車両センターに自走回送で入場したE257系0番台長モトM-107編成。もしやこの編成が最初の離脱編成および転用改造編成となるのだろうか。
▲車両増備が進むE353系。現時点で3両5編成(長モトS201編成~長モトS205編成)と9両11編成(長モトS101編成~長モトS111編成)が登場している。

この編成はE257系0番台で初めての転用改造に伴う運用離脱の可能性があります。E257系0番台は東海道線(『踊り子』向け)に転用することが発表されており、そのために入場した可能性があるものと思われます。転属後は185系0番台・200番台の全編成や251系の全4編成が在籍する大宮総合車両センターに配置されるものと思われます。なおE353系の追加投入に伴うE257系0番台の転用改造内容(改造前のグリーン車はサロハE257形で半室タイプ)と制御装置(日立製作所製IGBT素子VVVFインバータ音)の機器更新工事の有無が注目されます。