2018年5月21日に22編成目の廃車回送となった東京地下鉄日比谷線向けの03系03-137Fですが、そのうち両先頭車のクハ03-137とクハ03-837の2両が連結された状態で留置されています。同編成はもともとVVVFインバータ制御車であり2両編成に短縮されたことから動向が注目されています。
▲銀座線から撤退した01系(熊本電気鉄道01形)に続いて日比谷線から撤退する03系もいずれは熊本電気鉄道に譲渡となるのだろうか。
▲この03-141Fも両先頭車が千住検車区で留置されているため、譲渡される可能性が高い。
すでに廃車された03系のうち、千住検車区に留置が続いていると思われる03-141F(クハ03-141+クハ03-841)と、今回の03-137Fは別の地方鉄道に譲渡される可能性があります。これは熊本電気鉄道が03系を譲受すると報道があるため、今後の動きが注目されます。もし熊本電気鉄道に本当に譲渡されるとなると、現時点ではありますが、03-137F、03-141Fの両先頭車4両が確定することになりそうです。ちなみに03-137Fは『PASMO』10周年のヘッドマーク車として運転されていた編成でした。