2018年6月25日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2018.06.25 意外に初めての『GSE』乗車~

6月25日は小田急電鉄小田原線を撮影。今回は新宿(OH01)にて。

ロマンスカー『GSE』70000形70051F。0116レ0035レ(平日N31運用)。今回このために特急券を確保し、海老名(OH32)まで乗車することにしました。
車内に入るとまずは荷物置き場を発見。サハ70151以外のデッキ付近に設置されています。

仕切り扉上部に設置された『パッとビジョン』タイプの車内LCD式旅客案内表示器。駅ナンバリングにも対応していて、走行中の次駅表示の際にはアニメーションが入ります。

こちらは杖や傘を差すベルト(左側の青い部分)とドリンクホルダーです。
窓側には小さなテーブルが設置されていました。テーブルは座席肘掛(窓側の座席は窓側寄り、通路側の座席は通路側寄りの肘掛)にも収納されており、そちらも使用できます。
これは座席の肘掛からテーブルを出した時の様子です。

今回は70051Fの2号車デハ70301に乗車しました。三菱電機製のSiC素子VVVFインバータ音も堪能できました。

座席はこのようになっており、座席上部には握りやすい形状に設計された肩握りを設置しています。


旅客用扉はロマンスカー『MSE』60000形60053F・60255Fなどの増備車と同じく空気式ドアエンジンとしており、一定時間扉に挟まれた荷物などを引き抜くことができるようにしています。また扉下部にはLEDランプが設置されており、扉の開く場所を点滅させて案内しています。

車内はご覧の通り。両開きの仕切り扉や客室とデッキを仕切る壁、車両間貫通扉も透明ガラスとなっており、可視性が向上しています。

その他の特徴として以下の仕様を確認しました。
・旅客用扉上部、客室内およびデッキへの監視カメラの設置
・各座席の肘掛にコンセントを設置(テーブルが格納されている側の肘掛にあります)
・車掌スイッチは1000形リニューアル車と同じ間接制御式半自動にも対応
・4号車サハ70151は車椅子対応座席が設置されており、何台もの車椅子利用客に対応可能
・車内チャイムは『EXE/EXEα』『MSE』と異なり『ロマンスをもう一度』で、『VSE』とは音色違い
・先頭車の荷物棚の廃止と座席下にスーツケース1個分の荷物が入るスペースがある
・始発駅発車前と終着駅停車直前に車内BGMが放送用スピーカーから自動的に流れる