2017年7月31日から8月2日にかけて、相模鉄道のニューフェイス『20000系電車』のトップナンバーとなる20101Fが日立製作所笠戸事業所を新製出場し、配置先となる予定のかしわ台車両センターの最寄となる東日本旅客鉄道相模線の厚木まで甲種輸送されました。相模鉄道の新型車両は11000系以来で約9年ぶりとなります。
▲写真の11000系以来となる新型車両20000系がついに出場した。新製当初から『YOKOHAMA NAVYBLUE』に塗装されている。甲種輸送時から注目すべき点がいくつもある。
今回出場した20000系20101Fは横浜(SO-01)寄りから(電動車と付随車の割合が不明のため車番のみですが)20101+20201+20301+20401+20501+20601+20701+20801+20901+20001と組成されており、シングルアームパンタグラフは2号車の20201、4号車の20401、5号車の20501、7号車の20701、9号車の20901に搭載されているようです。牽引機は貴重なEF66形0番台で注目されている30号機が担当し、甲種輸送時には10号車の20001の乗務員室に同社公式キャラクターの『そうにゃん』のぬいぐるみが乗せられるという粋な演出がなされたようです。同系列は相模鉄道の車両で初めて『個別ドアスイッチ』と呼ばれる半自動ドア機能が設置されています。