2017年8月22日

東京地下鉄16000系16136Fが甲種輸送される

2017年8月18日から19日にかけて、東京地下鉄綾瀬検車区に配置される16000系16136F(5次車)が川崎重工業兵庫工場を新製出場し所属先まで甲種輸送されました。
▲16000系は次回の16137Fで全編成が出揃う。16136F・16137Fともに5次車に分類される。

これで16000系は最盛期の6000系の在籍両数(10両35編成とハイフン編成の3両1編成の353両)を上回り、10両36編成、360両の在籍となります。置き換え車両の6000系は残り3編成(6102F・6122F・6130F)でいずれも平日ラッシュ時間帯中心で小田急電鉄小田原線に乗り入れない運用に限定されているため、今回導入された16000系16136Fについては運用開始当初から乗り入れ運用に入る可能性が高いものとみられます。同系列の増備はあと1編成で、16137Fの出場を待つのみとなりました。6000系の置き換えが完了すれば千代田線関連の東京地下鉄所有車両の動きは一旦落ち着きますが、小田急電鉄4000形や東日本旅客鉄道E233系2000番台でのホームドア設置に対応する工事の施工などは続きそうですね。