2017年8月29日

東京急行電鉄6000系中間車(デハ6300形)が甲種輸送される

2017年8月29日から30日にかけて、総合車両製作所横浜事業所で製造された東京急行電鉄大井町線急行向けの6000系を7両編成化するための中間車(新3号車)の甲種輸送が行われました。

▲現行の6両編成(3M3T)から7両編成(4M3T)に増強される6000系(写真は田園都市線あざみ野[DT-16]に進入する6104F)。クハ6100・デハ6200以外の車両で車番の変更が実施されそうだ。

今回輸送された車両はシングルアームパンタグラフが1基設置された中間電動車の新3号車の『デハ6300』で、出場時の時点で機関車次位から『デハ6301』『デハ6302』『デハ6306』『デハ6303』『デハ6304』『デハ6305』の6両となっています。つまり2号車のデハ6200と現行の3号車のサハ6300の間に新3号車のデハ6300が組み込まれることにより、現行のサハ6300・デハ6400・デハ6500・クハ6600の改番が実施されることにより、大井町(OM-01)寄りからクハ6100+デハ6200+デハ6300+サハ6400+デハ6500+デハ6600+クハ6700になるものと思われます(橙色が新たに組み込まれる車両)。なおこのデハ6300には製造当初から車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されています。本来ならばこの甲種輸送列車を東日本旅客鉄道武蔵野線内で撮影をするつもりでしたが、私の失念により撮り損ねてしまいましたことをお許しください・・・。