2017年7月11日

東京都交通局10-000形10-240Fが引退間近か

2017年6月下旬ころより、東京都交通局10-000形10-240Fの車番プレートが黒色から登場時の仕様である緑色に変更され、運用に入っています。この編成はもうまもなく引退するものとみられます。

▲10-000形で唯一スカートの無い10-240Fが開業当時の姿に変わって運用に入った。帰らぬ旅の最後まで力走を見せてくれるだろうか(写真は京王電鉄本線笹塚[KO-04]にて)。
▲前面部のスカートを除き開業当時の姿が残っている10-250F(明大前[KO-06]にて)。

この編成は現存する10-000形で唯一スカートが装着されておらず、10-250Fとともに開業時の前面形状が残っています(10-270F・10-280Fでは前面部にも帯がまかれている)。今年1月には『8人の容疑者』のヘッドマークを装着して運転されていました。2017年7月11日現在、10-000形は大島車両検修場に8両4編成(32両)が残存していますが、一部列車の両数変更(10-300形4次車・5次車の増備)がさらに進められていることから、残る4編成も置き換えられるものと思われます。