2019年6月20日、東日本旅客鉄道E233系7000番台増備車の宮ハエ138編成が製造先の総合車両製作所横浜事業所を新製出場し、所属先となる川越車両センターまでの試運転を兼ねて自走回送されました。21日には東海道貨物線を中心とした試運転が実施されました。
▲相模鉄道新横浜線との相互直通運転向けに増備が進むE233系7000番台(写真:宮ハエ134編成)。
同編成は女性専用車ステッカーのある10号車側からクハE233-7038+モハE233-7438+モハE232-7438+サハE233-7238+サハE233-7038+モハE233-7038+モハE232-7038+モハE233-7238+モハE232-7238+クハE232-7038と組成され、“ATACS”の搭載を意味する『ID-68』の表記が確認されています。これでE233系7000番台の在籍数は10両38編成(380両)となり、埼京線で活躍していた205系0番台の最盛期の在籍数(10両32編成)を6編成上回っています。宮ハエ138編成の出場によりE233系7000番台の増備は7編成目となりますが、果たして相模鉄道方面へ直通する同系列の増備はこれで本当に最後になるのでしょうか。