2019年6月3日

【交通手段に打撃】横浜シーサイドライン2000形が衝突事故を起こす

2019年6月1日夜、神奈川県横浜市にある横浜シーサイドライン新杉田(01)で、並木中央(05)行きとして停車中だった2000形2411F(5両編成)が車止め方向に向かって約25m逆走し、衝突事故を起こしました。この車両には乗客30人がおり、半数が負傷したということです。

▲新杉田での逆走事故の当該車両である2000形2411F。車両の調査に時間がかかるため当面は運用できない。

このシーサイドラインは東京都港区と江東区を結ぶ東京臨海新交通ゆりかもめと同じく全自動無人運転(ただし運転台は格納されており、まれにハンドル訓練を兼ねた有人運転もあり)が基本となっています。現在も引き続きシーサイドラインの全線で運転を見合わせており、横浜市交通局のバスが代行輸送に使用されています。ちなみにシーサイドラインは1989年からの開業当初には1000形が使用されていましたが、2014年までに2000形にすべて置き換わりました。2000形は全16編成(80両)が在籍しており、2411Fはこの形式の11編成目になります。最終編成の2461Fのみ前面部・側面部のデザインが異なっています。