2017年11月14日

東京急行電鉄7000系2編成(7108F・7109F)の甲種輸送を求めて(いきなりのおまけも)

11月14日は埼玉県所沢市での用事を終え、少しだけ寄り道をしてきました。今回は東京急行電鉄7000系の甲種輸送を目当てに、まずは西武鉄道新宿線・国分寺線を経由して、最初は東日本旅客鉄道武蔵野線の西国分寺(JC-17、JM-33)を目指しましたが、乗り継ぎが悪くて通過時刻に間に合わず、武蔵野線内で撮影はできませんでした。そこで中央線下り(E233系0番台)に乗って八王子(JC-22)へ移動。しかし・・・

E353系長モトS102編成。なんと途中の豊田(JC-21)で1番線に停車中のE353系の試運転を目撃。しかも今年10月に落成したばかりの量産車の長モトS102編成で、付属編成の長モトS202編成を伴わない単独での試運転を行っていたようでした。

乗務員扉に記載されていた編成番号。『S102』としっかり書かれてあります(正面貫通扉にも一応書いてはありますが番号が小さいです)。

『E353』のロゴ。至近では初めて撮りました。なかなか面白いデザインです。

フルカラーLED式の種別行先案内表示器。表示方法はE657系(水カツ)とほぼ同じです。12号車となっているのは東京(JC-01)寄りが付属編成で1号車~3号車、松本寄りが基本編成で4号車~12号車となっており、12号車で『試運転』表示を撮影したためです。このあと長モトS102編成は豊田車両センターに入庫していきました。私は奇跡的な出会いを果たした後下り列車で移動し八王子で下車。

EF65形2138号機+東京急行電鉄7000系7108F+7109F。E353系の試運転を目撃する前の下り列車で移動中に途中の立川(JC-19)で6番線の隣の線路に停車中の甲種輸送列車を確認し、八王子で待ち伏せしました。お目当ての甲種輸送がやってきたのは17時38分頃。今回は7700系の置き換えのためでしょうか、雪が谷検車区に配置される3両2編成が増備され、7000系7108F・7109Fとなりました。

機関車次位から7000系7108Fのクハ7308+デハ7208+デハ7108、7109Fのクハ7309+デハ7209+デハ7109となっており、座席配置(車端部クロスシート)などの基本的な仕様は従来の7000系に合わせているようですが、前照灯や車内照明がLED化され、袖仕切り板の形状が変更されているほか、全車両に車椅子兼ベビーカースペースが新設されており、運転台や車内LCD旅客案内表示器にも多少の変化があるものと思われます。

新鶴見信号場から牽引を担当したと思われるEF65形2138号機はすでに構内で待機していたHD300形17号機に交代となるため、ここで切り離しとなります。

EF65形2138号機が切り離れた後、7000系を撮影。7000系が増備されるのは久しぶりです(総合車両製作所横浜事業所となってからは初めて)。本来はこの系列が従来車の置き換えに増備されているはずでしたが、一部は1000系1500番台の置き換えに切り替え、ようやく7000系の増備がなされたことになります。翌日15日に八王子を昼過ぎに発車して長津田検車区に向かうため、赤色の反射板はクハ7308にも設置されています。

ここからはHD300形17号機にバトンタッチし、15日の昼過ぎまで留置のため構内入れ換え(HD300形17号機が一度牽引してから後ろから押しこむ形)を実施します。
ちなみに池上線・多摩川線内では全駅にワンマン運転対応の転落防止柵がホームに設置されているため、転落防止幌は装着されていません。

構内入れ換えの様子を見守った後、横浜線(E233系6000番台)に乗車し帰宅しました。