2017年11月28日

東京急行電鉄田園都市線の新型車両2020系の甲種輸送を追い求めて

11月28日は埼玉県所沢市で用を済ませ、西武鉄道新宿線・国分寺線で国分寺(SK-01, JC-16)を経由し東日本旅客鉄道中央線で立川(JC-19)へ。

EF65形2065号機+東京急行電鉄2020系2121F(10両)。なんと大宮車両所で重要部検査を通したときに国鉄特急色に復元されたEF65形2065号機という注目の電気機関車が新たに東京急行電鉄田園都市線の新型車両2020系を牽引してやってきました。

今回は中間車が先頭で、先頭車が中間と最後尾という形態でした。機関車次位から『2721(7号車)』+『2621(6号車)』+『2521(5号車)』+『2021(10号車:女性専用車ステッカー)』+『2921(9号車)』+『2821(8号車)』+『2421(4号車)』+『2321(3号車)』+『2221(2号車)』+『2121(1号車:女性専用車ステッカー)』となっており、車体には『sustina(サスティナ)』が採用されています。田園都市線内では渋谷(DT-01, Z-01)寄り先頭車基準なので、1号車の車番から『2121F』になるものとみられます。

国鉄特急色に復元したEF65形2065号機も初めて撮りました。基本的に国鉄特急色に復元されたEF65形2139号機と同じですが、『JR』マークが2065号機にはあります。

立川では長時間停車していましたが、八王子(JC-22)へ先回りするため、下り列車に乗車。

八王子では全景を収めるのに苦労し、これが精いっぱいでした。しかし国鉄特急色のEF65形2065号機と田園都市線の新型車両のコラボレーションは新鮮でした。

EF65形2065号機が切り離れたあと2020系の全景を撮影。29日に長津田検車区に輸送される『2721』+『2621』+『2521』+『2021』+『2921』+『2821』が最初に構内入れ換えを行いました。そのあと残った4両の『2421』+『2321』+『2221』+『2121』は30日に輸送されるようです。

こちらは号車番号、車番が一体となったステッカー。『2721』が車番となっています。

2020系の構内入れ換えを担当したHD300形17号機。7000系7108F・7109Fのときも担当していました。

6両の構内入れ換え途中に残った4両を撮影。手前から『2421』+『2321』+『2221』+『2121』の4両です。4号車の『2421』には東京地下鉄半蔵門線に乗り入れるための誘導無線が設置されており、この車両は付随車と思われます。

3号車の『2321』はパンタグラフが搭載されており、『2221』とともに電動車と思われます。パンタグラフは3号車と9号車に2基、6号車に1基の搭載を確認しました。ちなみに側面上部の帯は白色の帯と田園都市線の緑色の細帯が入っています。大井町線向けの6020系には緑色の帯が橙色の帯になることでしょうね。立川・八王子での撮影は切り上げました。先頭車を撮れなかったのが悔いですが・・・。