2017年11月22日、東日本旅客鉄道八王子支社が豊田車両センターに所属する183・189系八トタM50編成(『あずさ色』の6両編成)が2018年1月25日のラストランをもって引退すると発表しました。
▲豊田車両センター所属で唯一の『あずさ色』であった183・189系八トタM50編成が来年1月25日をもって引退し廃車となるようだ(1枚目:東海道線茅ヶ崎にて 2枚目:中央線立川[JC-19]にて)。これで『あずさ色』の同系列は消滅することに。また1編成、183・189系が減っていく・・・。
同編成は残存する183・189系の4編成(長ナノN102編成、八トタM50編成、八トタM51編成、八トタM52編成)のうちの1編成で、かつて幕張車両センターにも配置されていた千マリ31編成・千マリ32編成が引退したあとは白色と水色の塗装をまとう唯一の『あずさ色』塗装となっていました。同編成は基本的に団体専用列車での運用が多く、まれに臨時特急として『あずさ』『かいじ』のほか、土曜休日には『ホリデー快速富士山』にも充当されています。来年1月20日に団体専用列車として豊田(JC-18)~大月~富士急行線河口湖(FJ-18)の往復で運転され(富士急行線内ラストラン)、さらに1月25日に同じく団体専用列車として豊田車両センターから長野総合車両センターへの廃車回送を兼ねて豊田→長野で運転されます(中央本線・篠ノ井線内ラストラン)。同編成が引退すると同系列は3編成18両となり、豊田車両センターに2編成、長野総合車両センターに1編成の陣容となります。また1編成、貴重な編成が姿を消すことになりますね・・・。