2017年10月30日、西武鉄道武蔵丘車両検修場所属の9000系9106Fが小手指車両基地から横瀬車両基地まで自走回送されました。廃車のためと思われ、9000系では初めての廃車となります。
▲池袋線一筋で活躍した9000系9106Fがついに帰らぬ旅へ・・・。この編成は11月11日の横瀬車両基地での一般公開で寄せ書き車両に使用されるものと思われる。
最初の廃車予想編成は私は9103Fだと思っていましたが、同系列がVVVFインバータ制御に変更された際に2000系と区別するために掲出されていたエコマークを最初に撤去した9106Fが廃車になったことに驚きました。これで9000系は7編成(70両)となります。活躍期間は約20年でまだまだ使えるかと思っていましたが、もともと101系の車体更新車として登場したために老朽化はもちろんのこと、部品の確保が難しくなったからでしょうか。9000系の記録を進めた方がいいかもしれません。今回廃車となった9106Fは横瀬車両基地での寄せ書き車両に使用されたあと解体されるものとみられます。
▲40000系40101Fには『第11回キッズデザイン賞』のヘッドマークが。同系列で初のヘッドマーク掲出となった。
余談ですが、10月30日より40000系40101Fに『第11回キッズデザイン賞』のヘッドマークを掲出して運転されています。これは40000系の池袋(SI-01)・本川越(SS-29)寄り先頭車にあたる10号車のクハ40000のパートナーゾーンが『第11回キッズデザイン賞』の内閣総理大臣賞(最優秀賞)を獲得したことを受けて40101Fにヘッドマークが装着されて池袋線を中心に運用されています。掲出位置は運転台下部となっており、貫通扉に影響しない位置に掲出されたようです。