2017年11月13日現在、東京地下鉄日比谷線の千住検車区に配置される13000系の増備と03系の廃車が進められています。11月6日には03系03-110Fの廃車回送が実施され、これで15編成目の廃車となっています。この代替として13000系は13116Fまでの編成が登場しています。
▲11月6日に帰らぬ旅に出て廃車となった03系03-110F。これで同系列の全42編成のうち、全体の3分の1以上にあたる15編成が廃車されたことになる。
▲増備が進む千住検車区所属の13000系。現時点では7両16編成(112両)が在籍している。
廃車除籍となった03系のなかには新製当初からVVVFインバータ制御の03-126F・03-140F・03-141Fが廃車されていますが、このうち03-140F・03-141Fでは先頭車のみが解体されず千住検車区に戻っており、他の鉄道会社に2両で譲渡される可能性があるものと思われます。03系は譲渡先が決まっていないことから解体処分が進んでいますが、03-140F・03-141Fの先頭車がどういう動きをするのかに注目が集まりそうです。15編成目の廃車となった03-110Fは全車両が解体処分になるものと思われます。